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フィルム
フィルム
- 著: 小山 薫堂

30年間も音信のなかったあの人の訃報は縁もゆかりもないはずの山梨・勝沼の老人ホームから届いた。顔も知らない父親の残したわずかな遺品のなかから見つけた1本のフィルムには、何が写っているのか? 我々の暮らす街の片隅で仕事をし恋をする人々の切なさや喜びをこまやかに描いた、初めての短編小説集。(講談社文庫)
まじめに働き、真剣に恋をする。だけど、うまく行かないときだってある――。
映画「おくりびと」の脚本家の、原点ともいうべき第1小説集。
30年間も音信のなかったあの人の訃報は縁もゆかりもないはずの山梨・勝沼の老人ホームから届いた。顔も知らない父親の残したわずかな遺品のなかから見つけた1本のフィルムには、何が写っているのか? 我々の暮らす街の片隅で仕事をし恋をする人々の切なさや喜びをこまやかに描いた、初めての短編小説集。
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目次
アウトポスト・タヴァーン
フィルム
スプーン
タワシタ
パイナップル・ラプソディ
あえか
青山クロッシング
鎌倉の午後三時
セレンディップの奇跡
ラブ・イズ……
書誌情報
紙版
発売日
2009年06月12日
ISBN
9784062763783
判型
A6
価格
定価:660円(本体600円)
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2014年02月28日
JDCN
0627637800100011000R
初出
2006年6月に小社より刊行されたもの。