最後の命

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最後の命

サイゴノイノチ

講談社文庫

秘密基地の合い言葉は「世界が終わる」。小学2年生のとき、そこで起こったある事件。以来、何かが起こるきっかけはいつも彼だった。最後に会ってから7年。ある事件がきっかけで疎遠になっていた幼馴染みの冴木。彼から「お前に会っておきたい」と唐突に連絡が入った。直後、私の部屋で1人の女が死んでいるのが発見され、疑われる私。部屋から検出される指紋。それは指名手配中である、冴木のものだと告げられる。(講談社文庫)


最後に会ってから七年。ある事件がきっかけで疎遠になっていた幼馴染みの冴木。彼から「お前に会っておきたい」と唐突に連絡が入った。しかしその直後、私の部屋で一人の女が死んでいるのが発見される。疑われる私。部屋から検出される指紋。それは「指名手配中の容疑者」である、冴木のものだと告げられ--。

【2014年11月8日 柳楽優弥主演で映画化決定!】
【祝!NYチェルシー映画祭で<最優秀脚本賞>邦画、初受賞!】

アメリカで圧倒的な支持を受ける、中村文則の原点。


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書誌情報

紙版

発売日

2010年07月15日

ISBN

9784062767026

判型

A6

価格

定価:660円(本体600円)

ページ数

232ページ

シリーズ

講談社文庫

初出

2007年6月、弊社より単行本として刊行されたもの。

著者紹介

著: 中村 文則(ナカムラ フミノリ)

(なかむら・ふみのり) 1977年愛知県生まれ。福島大学卒業。小説家。2002年、『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。'04年、『遮光』で野間文芸新人賞、'05年、『土の中の子供』で芥川賞、'10年、『掏摸<スリ>』で大江健三郎賞を受賞。'12年『掏摸<スリ>』の英訳が米紙ウォールストリートジャーナルの「年間ベスト10小説」に、'13年『悪と仮面のルール』の英訳が同紙の「年間ベスト10ミステリー」に選出された。数々の著作は各国で翻訳されており、'14年には米国で作家の活躍に対して贈られるDavid L.Goodis賞を受賞。 他の著書に『最後の命』『何もかも憂鬱な夜に』『去年の冬、きみと別れ』 などがある。 公式サイト→http://www.nakamurafuminori.jp/

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