冬の喝采(上)

マイページに作品情報をお届け!

冬の喝采(上)

フユノカッサイ

講談社文庫

走ることの喜びと、打ち込むことの素晴らしさ
<箱根駅伝選手だった作家の自伝的長編>
若い頃に流さなかった汗は、年老いて涙となって流れる

球技はダメ、運動会も嫌い。そんな雪国の少年が知った「走る」喜び。全道中学選手権で優勝、高校の陸上部でも頭角をあらわす。仲間の死、インターハイでの瀬古利彦の快走。左足の怪我と、諦めきれぬ陸上への思い。そして出生の秘密。「少年」は3年間怪我と戦い、早稲田大学競走部に準部員として入部を許される。


書誌情報

紙版

発売日

2010年12月15日

ISBN

9784062768351

判型

A6

価格

定価:713円(本体648円)

ページ数

416ページ

シリーズ

講談社文庫

初出

『小説現代』2007年12月~2008年8月号、2008年10月小社より刊行されたもの。

著者紹介

既刊・関連作品一覧

製品関連情報