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黄金の街 (上)
オウゴンノマチ
- 著: リチャード・プライス ,
- 訳: 堀江 里美

現代アメリカを形作った移民の末裔たちの今を描き切った奇跡の小説
米大統領バラク・オバマが休暇の読書に選んだ本
ニューヨーク、ロウアー・イースト・サイド――かつて黄金の未来を夢見た移民たちが最初に住み着いた街。さまざまな人種の人々が暮らすこの街に、カフェ・バークマンはあった。雇われたばかりの若いバーテンダーが路上で射殺され、犯行時に一緒にいたマネージャーのエリックが警察に連行されるが――。
書誌情報
紙版
発売日
2013年04月12日
ISBN
9784062775137
判型
A6
価格
定価:1,037円(本体943円)
ページ数
464ページ
シリーズ
講談社文庫
著者紹介
ニューヨーク市ブロンクス区生まれ。公営団地で育ち、1967年ブロンクス科学高等学校卒業後、コーネル大学で文学士、コロンビア大学大学院で創作学修士を取得。コロンビア大学院在学中の'74年『ワンダラーズ』で小説家デビューし、全米に一大センセーションを巻き起こす。「ハスラー2」「シー・オブ・ラブ」などの映画脚本も手がける。他の著書に『クロッカーズ』『フリーダムランド』『聖者は口を閉ざす』などがある。'99年、文学の分野においてアメリカ芸術文学アカデミー賞を受賞。
1981年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。「GQ」「WIRED」などの雑誌で国際社会、科学、音楽関係の記事の翻訳を手がける。他の訳書に『コロンバイン銃乱射事件の真実』がある。