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まねしたくなる 土井家の家ごはん
マネシタクナルドイケノイエゴハン
- 著: 土井 善晴

「おいしい」というと最近は、一口食べたとたんに「おいしい!」と感じるものばかりが良しとされているようです。
でも、一口めから「おいしい」ものも、食事の最後まで、ずっとおいしいとは限りません。
むしろ、食べたあとに胸が焼けたり、胃が重くなっていることが多いです。
一口め、二口めは物足りなさを感じても、食べ進むうちにおいしいと感じる。
こういう味を""尻上がり""の味というんです。
家のごはんは""尻上がり""な味がいいと思いませんか。
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書誌情報
紙版
発売日
2009年10月21日
ISBN
9784062813204
判型
A6変型
価格
定価:770円(本体700円)
通巻番号
ページ数
224ページ
シリーズ
講談社+α文庫
初出
2006年10月に刊行された「春夏秋冬 ほしかったのはこんな味 土井家のおいしいもん」(小社刊)を文庫収録にあたり、再編集したもの。
著者紹介
(どい・よしはる) 1957年、大阪府に生まれる。料理研究家。「土井善晴おいしいもの研究所」を主宰。スイス、フランスで西洋料理を学び、大阪の「味吉兆」で日本料理を修業。家庭料理の第一人者であった父、土井勝の遺志を継ぎ、「清く正しくおいしい」日本の家庭料理を提案する。季節感や素材の味を大切にした家庭の味にこだわり、理論的でわかりやすい解説に定評がある。テレビや雑誌、レストランのメニュー開発など幅広く活躍。著書には『日本の家庭料理独習書』(高橋書店)、『土井家の「一生もん」2品献立』『お箸で食べる洋食』『マンガ版 お料理入門』『日本のお米、日本のご飯』(以上、講談社)など多数ある。