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「祟る王家」と聖徳太子の謎
タタルオウケトショウトクタイシノナゾ
- 著: 関 裕二

聖徳太子の活躍した飛鳥時代と現代の日本はよく似ている。――停滞する国力、流動化する大陸との関係、強い政権の不在、大きな変革が待望される社会。悲劇の皇子「山背大兄王(やましろのおおえのみこ)の墓」はなぜ見つからないのか? 「聖徳太子の末裔」を名乗る者はなぜ歴史に現れてこなかったのか? 聖徳太子こそが「古代史の謎」を解く最大の鍵なのである。日本人の心の底に横たわりながら詳らかにされなかった「天皇と神道」の関係を明らかにする気鋭の論考!
●100年以上も忘れられていた聖徳太子
●天皇と神道との関係
●太子は即位していたのか
●長屋王と聖徳太子をつなぐ「上中下」
●差別される者たちに広がった太子信仰
ⒸYuji Seki
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書誌情報
紙版
発売日
2011年04月21日
ISBN
9784062814201
判型
A6変型
価格
定価:755円(本体686円)
通巻番号
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社+α文庫
電子版
発売日
2022年12月09日
JDCN
06A0000000000524639N
初出
収録作品参照
収録作品
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作品名初出
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作品名
はじめに
初出
書き下ろし
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作品名
序章「太子信仰」と古代史の闇
初出
書き下ろし
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作品名
第一章 一神教と日本人の信仰
初出
別冊歴史読本7 諸国一宮と謎の神々(新人物往来社)「八百万神をめぐる基礎的くQ&A」に大幅加筆
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作品名
第二章 天皇はなぜ恐れられたのか
初出
月間たまゆら(日本弥栄の会)「天皇はなぜ恐れられたのか」「出雲紳はなぜ祟るのか」「ヤマト建国と邪馬台国の謎」「ヤマト黎明期の混乱」「神武天皇と応神天皇の秘密」に加筆
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作品名
第三章 「祟る鬼」聖徳太子の正体
初出
別冊歴史読本 「聖徳太子は天皇になったのか」「飛鳥時代の謎」「乙巳の変 歴史のカラクリ」、エコノミスト(毎日新聞社)「聖徳太子の先を見る目」「太子道を行く」に加筆
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作品名
第四章 聖徳太子はいなかった
初出
書き下ろし
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作品名
おわりに
初出
書き下ろし
著者紹介
著: 関 裕二(セキ ユウジ)