逆説の生き方

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電子あり

逆説の生き方

ギャクセツノイキカタ

講談社+α文庫

東大生・京大生に一番読まれた本の著者が、幸福にとって何が欠かせないか明快に伝授。いわく「前列人間より後列人間になれ。自己宣伝しないとと思うのは浅い考え」「知識がありすぎると考える力がつかない」「傷ついたリンゴは甘い。コンプレックスや苦労をどうとらえるかが大事」ほか、豊富なエピソードをユーモアもときに交えて紹介。外山先生が導きだす逆転の価値観こそ、本物の「生きるための方程式」です。


ミリオンセラー『思考の整理学』の著者、知の巨人による初の幸福論!
東大生・京大生に一番読まれた本の著者である外山滋比古氏が、自らの経験や古今東西の実例から、幸福にとって何が欠かせないか明快に教えてくれます。
いわく「前列人間より後列人間になれ。自己宣伝しないと生きていけないと思うのは浅い考え」「人が生きるのに必要なのは考える力。知識は考える力の邪魔」「傷ついたリンゴは甘い。コンプレックスや苦労をどうとらえるかが大事」。コンプレックスや苦労をどうとらえるかが大事」「会社を辞めることも悪くない」「『どうせ』と思う人はあらゆる幸せから遠のく」「一人前の人間が備えるべき心の機微」などなど。
自身のマイナス経験がどれほどプラスだったかをはじめ、豊富なエピソードをユーモアもときに交えて紹介。外山先生が導きだす逆転の価値観こそ、本物の「生きるための方程式」です。


目次

第一章 結果を見れば
  前列人間と後列人間
 「どうせ」の短慮
  三分の人事七分の天
  無敵が大敵
  知らなきゃ強い
  我慢
第二章 失敗とはなにか
  自信喪失
  コンプレックス
  傷のあるリンゴ
  はじめの好運
  上り坂下り坂
第三章 一人前であるということ
  つつ抜け
  ことばづかい
  傍若無人
  なしのつぶて
  快食
  ブタも木にのぼる
第四章 ひとつの流儀
  同じ釜の飯
  試行錯誤
  潮どき
  自由とカネ
  考える人間

書誌情報

紙版

発売日

2016年09月21日

ISBN

9784062816939

判型

A6

価格

定価:594円(本体540円)

通巻番号

ページ数

224ページ

シリーズ

講談社+α文庫

電子版

発売日

2016年09月23日

JDCN

0628169300100011000L

初出

本作品は、2010年1月に小社から刊行された『「マイナス」のプラス ――反常識の人生論』を改題・一部訂正・加筆のうえ、文庫化したものです。

著者紹介

著: 外山 滋比古(トヤマ シゲヒコ)

1923年、愛知県に生まれる。評論家。専門の英文学のほか、言語論、修辞学、教育についての著作が多い。東京文理科大学英文科卒業。東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授を経て、お茶の水女子大学名誉教授。文学博士。教職のかたわら、雑誌『英語青年』『英語文学世界』を編集。著書には、『思考の整理学』『知的生活習慣』(ともに筑摩書房)、『新エディターシップ』(みすず書房)、『乱談のセレンディピティ』(扶桑社)、『「長生き」に負けない生き方』(講談社+α文庫)ほか多数。

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