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イギリス型<豊かさ>の真実
イギリスガタユタカサノシンジツ
- 著: 林 信吾

年収が低くても安心して暮らせる「福祉国家」の実情。雇用不安、経済危機、消えた年金、進む日本の社会保障制度崩壊。老後は年金だけで暮らせる、医療費・教育費は原則無料、失業保険は手厚い、誰もが安心して暮らせる「福祉国家」の実情とは。(講談社現代新書)
雇用不安、経済危機、消えた年金、進む日本の社会保障制度崩壊。
老後は年金だけで暮らせる、医療費・教育費は原則無料、失業保険は手厚い、誰もが安心して暮らせる「福祉国家」の実情とは。
【著者からのメッセージ】
かつて「イギリスを見習おう」といった類の本が、あふれておりました。
とりわけ充実した社会保障については、礼賛の対象となっていたようです。
礼賛は、間違っていません。わが国の福祉はあまりに貧弱です。
しかしながら、財源の問題を無視して福祉は語れないし、そうであるからこそ、
「福祉大国」が抱える色々な問題点も見えてきます。
福祉、医療費、そして消費税について建設的な議論ができるようになるための
テキストになれば、と考えて書きました。
おかげさまで好評です。
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目次
第1章 17.5パーセントの意味
第2章 ゆりかごから墓場まで
第3章 「低福祉・低負担ニッポン」
第4章 「クラウン・ジュエル」
第5章 ところで、若者は……?
第6章 長寿社会と福祉国家
書誌情報
紙版
発売日
2009年01月17日
ISBN
9784062879767
判型
新書
価格
定価:792円(本体720円)
通巻番号
1976
ページ数
208ページ
シリーズ
講談社現代新書
電子版
発売日
2014年01月24日
JDCN
0628797600100011000I