戊辰雪冤─米沢藩士・宮島誠一郎の「明治」

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戊辰雪冤─米沢藩士・宮島誠一郎の「明治」

ボシンセツエンヨネザワハンシミヤジマセイイチロウノメイジ

講談社現代新書

明治国家成立の逆説

幕末、周旋方として国事に奔走した青年の内面は戊辰敗戦の屈辱に引き裂かれた。爾来三十余年に亘る名誉回復への努力の軌跡をたどり、日本における国民国家成立の大いなる逆説に迫る。


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目次

序章 ――移行期における国家(ネイション)と藩(クラン)
第1章 動乱の京へ
第2章 若き「周旋方」
第3章 戊辰の敗北、勝海舟との出会い
第4章 中央集権体制の確立にむけて
第5章 「第二勲藩」への道
終章 ――誠一郎・福沢・勝にみる敗者の生きかた

書誌情報

紙版

発売日

2009年08月20日

ISBN

9784062880121

判型

新書

価格

定価:836円(本体760円)

通巻番号

2012

ページ数

288ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介

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