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江戸落語 誕生と発展
エドラクゴタンジョウトハッテン
- 著: 延広 真治

鹿野武左衛門、烏亭焉馬、三笑亭可楽、林屋正蔵……。江戸落語の立役者たち。元禄期に遡る落語は、始祖武左衛門の流罪で途絶。棟梁にして、熱狂的団十郎贔屓の焉馬が、「咄の会」を運営、中興の祖になるのが百年後。机から高座への移行、短い落とし咄の連結、狂歌との関連、寄席の登場、怪談の導入等々、落語形成過程を克明に活写。(講談社学術文庫)
落語の立役者、武左衛門、焉馬、可楽、正蔵江戸落語はいかにして形成されたのか? 元禄期に誕生するも一旦途絶。「下町派の講頭」烏亭焉馬が主宰する「咄の会」を中心に、落語の輪が益々広がる過程を活写
(原本『落語はいかに して形成されたか』を改題・全面改稿)
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目次
1
鹿野武左衛門
烏亭焉馬
下町派の講頭
江戸落語中興の祖
2
『太平楽巻物』
咄の会
3
三笑亭可楽
林屋正蔵
付 翻刻『太平楽巻物』
解説 上方落語史の視点から――荻田清
書誌情報
紙版
発売日
2011年04月13日
ISBN
9784062920445
判型
A6
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
通巻番号
2044
ページ数
328ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2014年11月28日
JDCN
0629204400100011000U
初出
1986年、平凡社から刊行された「落語はいかにして形成されたか」に「元禄文学の流れ」(1992年、勉誠社刊)所収「鹿野武左衛門」を加え、全面改稿したもの。
著者紹介
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