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イギリス 繁栄のあとさき
イギリスハンエイノアトサキ
- 著: 川北 稔

今日、イギリスから学ぶべきは、勃興の理由ではなく、成熟期以後の経済のあり方と、衰退の中身である――。産業革命を支えたカリブ海の砂糖プランテーション。資本主義を担ったジェントルマンの非合理性。英語、生活様式という文化遺産……。世界システム論を日本に紹介した碩学が、大英帝国の内側を解き、歴史における「衰退」を考えるエッセイ。(講談社学術文庫)
今日、イギリスから学ぶべきは、勃興の理由ではなく、成熟期以後の経済のあり方と、衰退の中身である――。
産業革命を支えたカリブ海の砂糖プランテーション。資本主義を担ったジェントルマンの非合理性。英語、生活様式という文化遺産……。
世界システム論を日本に紹介した碩学が、大英帝国の内側を解き、歴史における「衰退」を考えるエッセイ。
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目次
はじめに 不況か「衰退」か
第1章 近代世界システムのなかのイギリス
第2章 「ジェントルマン資本主義」の内側
第3章 文化の輸出と輸入
第4章 ヘゲモニーの衰退はどのようにして起こるか
書誌情報
紙版
発売日
2014年03月11日
ISBN
9784062922241
判型
A6
価格
定価:1,012円(本体920円)
通巻番号
2224
ページ数
224ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2014年04月25日
JDCN
0629222400100011000Y
初出
原本は、1995年にダイヤモンド社より刊行。