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ガダルカナル戦記(一)
ガダルカナルセンキ1
- 著: 亀井 宏

あの戦争において、なぜ日本は敗れたのか。戦闘の実相のみならず、日本軍が抱えた宿命ともいえる精神構造を、生き残った将兵の肉声をもとに解明した傑作戦記。第一巻は、米軍による本格反攻の幕開けとなったガダルカナル島急襲から、奪還のため急派された陸軍の精鋭一木支隊を待ち受けた悲劇までを描く。第2回(1980年)講談社ノンフィクション賞受賞作
あの戦争において、なぜ日本は敗れたのか。戦闘の実相のみならず、日本軍が抱えた宿命ともいえる精神構造を、生き残った将兵の肉声をもとに解明した傑作戦記。第一巻は、米軍による本格反攻の幕開けとなったガダルカナル島急襲から、奪還のため急派された陸軍の精鋭一木支隊を待ち受けた悲劇までを描く。
第2回(1980年)講談社ノンフィクション賞受賞作
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目次
ガダルカナル戦記〈第一巻〉
【第一部】戦端
第一章 序曲
第二章 連合軍上陸
第三章 第一次ソロモン海戦
第四章 元大本営参謀の独白
第五章 錯誤
第六章 第十七軍の立場
第七章 辻政信の登場
第八章 歩兵操典
【第二部】混沌
第一章 一木先遣隊壊滅
第二賞 第二次ソロモン海戦
第三章 第百二十四聯隊
ガダルカナル奪回作戦陸軍部隊編成表
太平洋戦争年表
ガダルカナル戦 関連地図
書誌情報
紙版
発売日
2015年06月12日
ISBN
9784062930963
判型
A6
価格
定価:1,155円(本体1,050円)
ページ数
704ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2015年07月24日
JDCN
0629309600100011000H
初出
<単行本>1980年3月 光人社。 <文庫本(3分冊)>第1巻 1994年1月 光人社NF文庫、第2巻 1994年4月 光人社NF文庫、第3巻 1994年6月 光人社NF文庫。
著者紹介
1934年生まれ。1964年、文芸誌「新潮」に小説を発表し、作家デビュー。1970年『弱き者は死ね』で小説現代新人賞を受賞。30代半ばより太平洋戦争に関する調査を始め、戦場体験者の証言を訊くために全国をまわる。1980年、4000枚の労作『ガダルカナル戦記』(本書)で講談社ノンフィクション賞を受賞。著書に、『ミッドウェー戦記』『ドキュメント太平洋戦争全史』(ともに講談社文庫)、小説『佐助と幸村』(講談社文庫=『真説猿飛佐助』改題)、『弱き者は死ね』(廣済堂)、『尾張の宗春』『踊る一遍上人』(以上、東洋経済新報社)、ノンフィクションに『戦時少年ヒロシ』(光人社)、『東條英機』(光人社NF文庫)などがある。