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ガダルカナル戦記(四)
ガダルカナルセンキ4
- 著: 亀井 宏

まさに餓島の様相を呈したガダルカナル。武器、食糧の欠乏と風土病に苦しむ三万の将兵たちは、全滅の危機に瀕していた。玉砕か撤退か。万策尽きた日本軍は、いよいよ重大な決断を迫られる。最終話となる第四巻では、ガ島上の悲惨極まる避退行と、陸海軍合同による決死のガ島脱出が敢行されるまでを活写する。
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目次
ガダルカナル戦記〈第四巻〉
【第四部】苦闘(承前)
第五章 第三十八師団
【第五部】撤退
第一章 方面軍
第二章 餓島
第三章 転進命令
第四章 終章
ガダルカナル奪回作戦陸軍部隊編成表
太平洋戦争年表
ガダルカナル戦 関連地図
参考文献
講談社文庫版 あとがき
〈特別付録〉亀井宏インタビュー
解説 神立尚紀
書誌情報
紙版
発売日
2015年07月15日
ISBN
9784062930994
判型
A6
価格
定価:1,155円(本体1,050円)
ページ数
608ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2015年07月24日
JDCN
0629309900100011000Q
初出
<単行本>1980年3月 光人社。<文庫本(三分冊)>第1巻 1994年1月 光人社NF文庫、第2巻 1994年4月 光人社NF文庫、第3巻 1994年6月 光人社NF文庫。
著者紹介
1934年生まれ。1964年、文芸誌「新潮」に小説を発表し、作家デビュー。1970年『弱き者は死ね』で小説現代新人賞を受賞。30代半ばより太平洋戦争に関する調査を始め、戦場体験者の証言を訊くために全国をまわる。1980年、4000枚の労作『ガダルカナル戦記』(本書)で講談社ノンフィクション賞を受賞。著書に、『ミッドウェー戦記』『ドキュメント太平洋戦争全史』(ともに講談社文庫)、小説『佐助と幸村』(講談社文庫=『真説猿飛佐助』改題)、『弱き者は死ね』(廣済堂)、『尾張の宗春』『踊る一遍上人』(以上、東洋経済新報社)、ノンフィクションに『戦時少年ヒロシ』(光人社)、『東條英機』(光人社NF文庫)などがある。