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素浪人半四郎百鬼夜行(拾遺) 追憶の翰
スロウニンハンシロウヒャッキヤコウシュウイツイオクノカン
- 著: 芝村 凉也

浅間山大噴火に山守となって身を挺して闘った半四郎と聊異斎、捨吉の生死はようと知れない。噴火後、大飢饉が起き江戸は百姓一揆に襲われた。怪異を辿る流浪の旅は終わるのか? 不幸な網子の船幽霊など、噴火前年の怪異探索行を寂寥と味わいに満ちた筆致で記す大河伝奇時代小説、感動の最終巻。
ウェブサイト「時代小説SHOW」で2015年度書下ろし時代小説堂々1位!
「この時代小説がすごい!」(宝島社)でも2年連続ランクイン!
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書誌情報
紙版
発売日
2017年01月13日
ISBN
9784062935753
判型
A6
価格
定価:704円(本体640円)
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社文庫
著者紹介
1961年、宮城県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。学生時代は映画サークルでシナリオ作成に熱中、二十数年のサラリーマン生活を経験した後、2011年『返り忠兵衛 江戸見聞 春嵐立つ』(双葉社)でデビュー。「半四郎百鬼夜行」シリーズが「この時代小説がすごい!」(宝島社)文庫書き下ろし部門二年連続ランクイン! 新シリーズ「御家人無頼」も好評。確かな筆力と個性的な人物造形で目利き絶賛の時代小説作家。