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信長私記
シンチョウシキ
- 著: 花村 萬月

なぜ織田信長は母を――史上最凶の日本人、その実像。俺は屍を越えてゆく。なぜ瓢箪をぶらさげたのか。なぜ合戦に強かったのか。なぜ道三の娘を愛したのか。なぜ父親の葬儀に遅れたのか。なぜ鉄砲を集められたのか。なぜ秀吉を重用したのか。なぜ弟を殺したのか。なぜ地獄をも怖れなかったのか。全ての点が線になる、花村文学だから成しえた衝撃作。
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書誌情報
紙版
発売日
2017年10月13日
ISBN
9784062937221
判型
A6
価格
定価:693円(本体630円)
ページ数
304ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2017年11月10日
JDCN
06A0000000000009716D
初出
本書は、2015年に刊行された『完本 信長私記』に収録された「信長私記」を文庫としてまとめました。
著者紹介
花村萬月・はなむらまんげつ 1955年東京都生まれ。1989年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。1998年『皆月』で第19回吉川英治新人文学賞、同年『王国記』シリーズの序にあたる『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川龍之介賞を受賞。その他の著書に『日蝕えきつる』『ロック・オブ・モーゼス』『舎人の部屋』『完本 信長私記』などがある。