悪足掻きの跡始末 厄介弥三郎

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電子あり

悪足掻きの跡始末 厄介弥三郎

ワルアガキノアトシマツヤッカイヤサブロウ

講談社文庫

「厄介」と煙たがらないでくれ。好きでやってるわけじゃない。江戸時代、兄もしくは甥の世話になっている者を「厄介」と呼び、幕府の役人は無神経にもそのまま公用語とした。兄の都築孝蔵は六百五十石取りの旗本だが、親重代の借金があったため、弟の弥三郎を他家の養子にできる大金をつくる器量はない。厄介という身分に辟易し、家を出た弥三郎が拓く波瀾万丈の凄絶な人生をえがく。


目次

人別作り
兄嫁の脅迫
眉間の皺
桜と桜銀
三九郎の頼み事
深い闇
光明寺賢海法印の正体
冷たい雨
忠次のお練り
志津に似た女

書誌情報

紙版

発売日

2018年01月16日

ISBN

9784062938310

判型

A6

価格

定価:726円(本体660円)

ページ数

336ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2018年01月16日

JDCN

06A0000000000012277W

初出

本書は2015年1月に小社より単行本として刊行されました。

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