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止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記
トマッタトケイアサハラショウコウノサンジョアーチャリーノシュキ
- 著: 松本 麗華

オウム真理教が起こした地下鉄サリン事件から20年。あの頃、教祖・麻原彰晃の後継者としてメディアを賑わせた、ひとりの女の子を覚えているだろうか。
アーチャリー正大師、当時11歳。社会から隔絶された地に育った彼女は、父の逮捕後も、石もて追われ、苦難の道を歩んだ。アーチャリーとしてではなく、松本麗華として、これまで歩んできた「オウム」「父」「わたし」のすべてを明かすことに決めた。
本書は、父の逮捕の日から止まっていた時計を、自らの手で動かそうとする苦闘の記録である。
ⒸRika Matsumoto
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書誌情報
紙版
発売日
2018年05月18日
ISBN
9784065119334
判型
A6
価格
定価:1,012円(本体920円)
通巻番号
ページ数
408ページ
シリーズ
講談社+α文庫
電子版
発売日
2018年05月18日
JDCN
06A0000000000032613G
初出
本書は2015年3月に小社より単行本として刊行されました。文庫化にあたり、一部を加筆・修正しています。
著者紹介
1983年4月、オウム真理教の教祖・麻原彰晃(松本智津夫)と松本知子の三女として生まれる。 1995年の麻原教祖の逮捕後は、教団唯一の「正大師」としてさまざまな問題に巻き込まれたが、16歳のときに教団から離れた。 現在は執筆のほか、インストラクター、カウンセラーとして活動。文教大学臨床心理学科卒。日本産業カウンセラー協会、日本人間性心理学会所属。