青い春を数えて

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青い春を数えて

アオイハルヲカゾエテ

文芸(単行本)

青春期。部活に進路、友情や恋愛、親への反抗――。数えても数えきれない複雑な思いを、葛藤を抱え、少女たちは大人になっていく。「響け! ユーフォニアム」シリーズ著者、待望の最新刊! “青春”の一言では片づけられない、切実でリアルな思いの数々を、5人の女子高生の視点で描いた珠玉の連作短編集。


青春期。
数えても数えきれない複雑な思い、葛藤を抱え、少女たちは大人になっていく――。

「白線と一歩」……一番の親友だけど、負けたくない。あの子には。
「赤点と二万」……ズルいと思われたくない。でも損もしたくない。
「側転と三夏」……私は空っぽなんかじゃない。もっと私を見て!
「作戦と四角」……私って、人からどんな風にみられてるんだろう?
「漠然と五体」……はみ出したくない。でも、たまに息がつまりそうになる。


――この作品に出てくる誰もが自分だった。(高校生・女子)
――誰にも言えなくて張り裂けそうになる、そんな気持ちを詰め込んだ本。(高校生・女子)
現役高校生からの共感の声、続々!!

この痛みは、感情は、“青春”の一言で片づけられない!!
「響け! ユーフォニアム」シリーズ著者、待望の最新刊!
切実でリアルな思いの数々を、5人の女子高生の視点から描いた連作集。


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目次

白線と一歩
赤点と二万
側転と三夏
作戦と四角
漠然と五体

書誌情報

紙版

発売日

2018年08月30日

ISBN

9784065122105

判型

四六変型

価格

定価:1,485円(本体1,350円)

ページ数

194ページ

初出

「白線と一歩」は、「小説現代」2016年5月号に掲載されたものに、加筆・修正しました。その他は書き下ろしです。

著者紹介

著: 武田 綾乃(タケダ アヤノ)

1992年京都府生まれ。第8回日本ラブストーリー大賞の最終候補に選ばれた『今日、きみと息をする。』が2013年5月に出版されデビュー。第2作『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』がテレビアニメ化され注目を集める。同作はシリーズ化されており、映像化、コミカライズなど多方面で絶大な人気を博している。他の著作に『石黒くんに春は来ない』がある。

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