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青い春を数えて
アオイハルヲカゾエテ
- 著: 武田 綾乃

“青春”の表も裏もすべて抱えて、少女は大人になっていく。
放送部の知咲は、本番の舞台にトラウマがある。だが、エースの有紗の様子が変で――(白線と一歩)。
怒られることが怖い優等生の細谷と、滅多に学校に来ない噂の不良少女・清水。正反対の二人の逃避行の結末は(漠然と五体)。
少女と大人の狭間で揺れ動く5人の高校生。瑞々しくも切実な感情を切り取った連作短編集。
解説・井手上漠
ⒸAyano Takeda
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書誌情報
紙版
発売日
2021年07月15日
ISBN
9784065243862
判型
A6
価格
定価:693円(本体630円)
ページ数
240ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2021年07月15日
JDCN
06A0000000000334090L
初出
本書は、2018年8月に小社より刊行した単行本の文庫版です。
著者紹介
1992年京都府生まれ。第8回日本ラブストーリー大賞最終候補作に選ばれた『今日、きみと息をする。』が2013年に出版されデビュー。『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』がテレビアニメ化され話題に。同シリーズは映画化、コミカライズなどもされ人気を博している。2019年、『その日、朱音は空を飛んだ』で第40回吉川英治文学新人賞候補、2021年、『愛されなくても別に』で第42回吉川英治文学新人賞受賞。その他の著作に、「君と漕ぐ」シリーズ、『青い春を数えて』『石黒くんに春は来ない』『どうぞ愛をお叫びください』がある。