唐山感情集

上田敏に『海潮音』あれば、日夏耿之介に『唐山感情集』あり。博識にして幽玄神秘な詞藻をもって他に類を見ない詩的世界を構築した日夏耿之介は漢詩の風韻、酒と多情多恨の思いを嫋々たる日本語に移し替え、さらに独自の境地に遊ぶ。唐から民国にいたる1200年にわたる名詩を選び出した稀有な訳詩集。


博識にして幽玄神秘な詞藻をもって他に類を見ない詩的世界を構築した日夏耿之介。彼が唐から民国にいたる1200年の漢詩を選び出し、酒と多情多恨の思いを嫋々たる日本語に移し替えた稀有な訳詩集。

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書誌情報

紙版

• 発売日: 2018年07月12日
• ISBN: 9784065122440
• 判型: A6
• 価格: 定価：1,760円（本体1,600円）
• ページ数: 256ページ
• シリーズ: 講談社文芸文庫

電子版

• 発売日: 2018年07月10日
• JDCN: 06A0000000000039165O

初出

本書は、『唐山感情集』（1959年6月、彌生書房刊）を底本とし、適宜『日夏耿之介全集』第二巻「訳詩 翻訳」（1977年、河出書房新社）の「唐山感情集」を参照しました。

著者紹介

著・訳： 日夏　耿之介（ヒナツ　コウノスケ）