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新版 適応障害のことがよくわかる本
シンパンテキオウショウガイノコトガヨクワカルホン
- 監: 貝谷 久宣

適応障害はストレスに適応できずに起こる、こころの病気のひとつ。環境の変化に適応できず、心身にさまざまな症状が現れます。抑うつと不安が主症状で、原因となるストレスが除かれれば、症状がなくなります。また、うつ病や不安症などの精神疾患というほどではない状態につけられる病名という側面も。本書は、症例も多く紹介しながら原因、診断、治療法を徹底解説。誤解されやすい、こころの病の理解を深めるために役立つ一冊です
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【ストレスが原因で3ヵ月以内に症状が現れる!】
適応障害は、ストレスに適応できずに起こる、こころの病気のひとつです。
環境の変化に適応できず、心身にさまざまな症状が現れます。
病気の判明や家族との死別など、喪失体験から発症する人は多く、
抑うつと不安が主症状で、原因となるストレスが除かれれば、症状がなくなります。
うつ病や不安症などの精神疾患というほどではない状態につけられる病名という側面もあります。
近年では就労後まもなく、職場への適応障害を発症する若者の例が多く、企業でも
啓蒙・対策が必要になっており、社会的にも注目度が高い病気です。
本書は、症例も多く紹介しながら原因、診断、治療法を徹底解説した決定版。
誤解されやすい、こころの病の理解を深めるために役立つ一冊です。
【主なポイント】
*適応障害とはストレスに適応できず起こる病気
*明らかなストレスがあって3ヵ月以内に発症する
*ストレスがなくなれば6ヵ月以内に回復する
*うつ病、不安症というほどではない、病気と健康の境目にある「状態」
*ほかの精神疾患のどれにも当てはまらない場合に「適応障害」と診断されることも
*表面上は変わらないので怠けていると誤解されやすい
*発達障害があると二次的に適応障害になることも
*病気の判明や、家族との死別など喪失体験から発症する人は多い
*治すのは自分。「よくなりたい」という強い気持ちが大切
【内容構成】
第1章 ストレスに適応できず起こる病気
第2章 多くの人は抑うつと不安が主症状に
第3章 原因はストレスと本人の資質による
第4章 正しい診断が適切な治療につながる
第5章 精神療法と生活療法で再スタート
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書誌情報
紙版
発売日
2018年10月04日
ISBN
9784065133163
判型
B20取
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
102ページ
シリーズ
健康ライブラリーイラスト版
電子版
発売日
2018年10月05日
JDCN
06A0000000000063553X
著者紹介
【監修者プロフィール】 貝谷久宣(かいや・ひさのぶ) 1943年、名古屋市生まれ。医療法人和楽会理事長。名古屋市立大学医学部卒。ミュンヘンのマックス・プランク精神医学研究所に留学。岐阜大学医学部助教授、自衛隊中央病院神経科部長を経て、93年、なごやメンタルクリニック開院。97年、赤坂クリニック開院。医学博士。99年から5年間、東京大学医学部非常勤講師。現在は京都府立医科大学客員教授。パニック障害や社交不安障害の第一人者。主な著書に『気まぐれ「うつ」病』(ちくま新書)、『マインドフルネス・レクチャー 禅と臨床科学を通して考える』(熊野宏昭、玄侑宗久との共著/金剛出版)、『脳内不安物質』(講談社ブルーバックス)、監修書に健康ライブラリーイラスト版『非定型うつ病のことがよくわかる本』(講談社)など。