バック・トゥ・レトロ 私が選んだもので私は充分

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バック・トゥ・レトロ 私が選んだもので私は充分

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自ら実践する「シンプルな生き方」を発信し、フランスをはじめ各国で著書が累計250万部を超えるベストセラーに。本書で綴られているのは、より良い運命の軌道に乗る秘訣です。そのヒントが過去のシンプルな生き方。「ネット社会のなかで自分を耕す時間の使い方」「今も愛されるクオリティの高いものとは何か」「楽しく暮らすことを目標にする不幸に気づく」などなど、今このときを幸福で満たすための1冊です。


自ら実践する「シンプルな生き方」を発信し、フランスをはじめ欧米やアジア各国で、著書が累計250万部を超えるベストセラーに。

本書には、「今いる場所で幸せになるヒント」「より良い運命の軌道に乗る秘訣」が綴られています。ものや情報があふれ、競争が競争を呼ぶ世界に私たちはいます。豊かではあるけれど、心は昔より「軽く」なったとは思えません。だからレトロに注目したのです――過去のよい記憶として残っているものは、イコール、シンプルな生き方のお手本になります。たとえば、欲望や快楽と幸福とを見分けられたら心の底から愉快になれるでしょう。
ネットは便利ですが、反面、常に人と自分を比べる装置でもあります。また、選択肢が多いのは幸せというより、選んだものが正解だったのか不安や不満の原因になっています。
「私がこの本で述べたい『レトロ』とは、つねに無理をして、より上の生活を追い求めていく駆け足人生をやめること。(中略)たえず新製品を追い求めるのではなく、すでに持っているものに満足し、それらに愛着を持って暮らすこと。自分の持ち物の数を一定に保ち、『私にはこれで充分』と納得することなのです」(本書より)

そこで私たちに必要なのは「良識」というものの見方です。本書では、自分らしくシンプルに生きるのに欠かせないキーワードとなっています。
「『良識』とは、流行や目新しいものの熱気に負けてしまわないこと。『良識』とは、目移りせず、あるがままの自分に満足するということです。人工的な今の世の中の流れに巻き込まれないことでもあります。『良識』は質の高い生活を送るのに欠かせないものさしなのです。『良識』の反対語をあげるとすれば、『愚かさ』と言えるかもしれません。具体的にこの『良識』というものさしで、食や健康、衣類管理、住まいについて考えていきましょう」(本書より)
持ちものから、人間関係、ネットの情報、そして心の整理まで、生きる喜びをより感じられる上質な暮らしのために、ドミニック・ローホーがアドバイスします。


ⒸDominique Loreau,Akiko Hara 2018

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  • 次巻

目次

はじめに
第1章 小さな習慣で満足に暮らす
第2章 幸せをつくる選択肢
第3章 こんなものたちと暮らしたい
第4章 衣食住に、「良識」という贅沢 
第5章 お金や仕事と悠々とつきあう
第6章 快感に溺れず、幸福をつかむ
第7章 ネットとのシンプルなつながり方
第8章 私たちの美徳を発揮する方法
第9章 デジタル化から自由になるためのヒント
第10章 レトロ、人間が中心の生き方への回帰

書誌情報

紙版

発売日

2018年11月15日

ISBN

9784065141151

判型

四六変型

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

ページ数

258ページ

電子版

発売日

2018年11月14日

JDCN

06A0000000000076003N

著者紹介

著: ドミニック・ローホー(ドミニック・ローホー)

ドミニック・ローホー――著述業。 フランスに生まれる。ソルボンヌ大学で修士号を取得し、イギリスのソールズベリーグラマースクール、アメリカのミズーリ州立大学、日本の仏教系大学で教鞭をとる。アメリカと日本でヨガを学び、禅の修行や墨絵の習得などをとおし、日本の精神文化への理解を深めてきた。フランスはもとより全世界で著書がベストセラーに。『「限りなく少なく」豊かに生きる』『ゆたかな人生が始まる シンプルリスト』『シンプルに生きる 人生の本物の安らぎを味わう』(以上、講談社)ほか、日本でもその著作は大きな支持を得ている。

訳: 原 秋子(ハラ アキコ)

訳者 原秋子 はら・あきこ――フリーランスのフランス語通訳・翻訳家。東京に生まれる。父親の仕事の関係で小・中学校時代をフランスですごす。留学先のグルノーブル大学にてフランス語教師資格を取得。帰国後、神戸ステラマリスインターナショナルスクールにてフランス語を教える。1986年度通訳案内業国家資格取得後、数多くの通訳・翻訳の仕事を手掛ける。

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