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2つの粒子で世界がわかる 量子力学から見た物質と力
フタツノリュウシデセカイガワカルリョウシリキガクカラミタブッシツトチカラ
- 著: 森 弘之

世の中のすべては「ボーズ粒子」と「フェルミ粒子」でできている!
2種類の粒子を理解すれば、現代物理学のエッセンスがわかる!
■世の中を2つに分ける基準とは?
私たちの周りにあるすべてのものは、目に見えない小さな粒子からできています。ではこの粒子は何種類あるのでしょうか? ミクロな世界を記述する量子力学によれば、あらゆる粒子は「ボーズ粒子」と「フェルミ粒子」の2種類に分けることができるのです。そして、これらの粒子が示す性質の解明は、物理学の発展において避けて通ることのできない難関だったのです。
【本書の目次】
第1章 この世は粒子でできている
第2章 粒子か波か
第3章 すべての粒子は2種類に分けられる
第4章 量子力学の天才たち
第5章 ボーズ粒子と超流動
第6章 フェルミ粒子と超伝導
第7章 ミクロな世界から宇宙まで
Ⓒ森 弘之
- 前巻
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目次
第1章 この世は粒子でできている
第2章 粒子か波か
第3章 すべての粒子は2種類に分けられる
第4章 量子力学の天才たち
第5章 ボーズ粒子と超流動
第6章 フェルミ粒子と超伝導
第7章 ミクロな世界から宇宙まで
書誌情報
紙版
発売日
2019年05月16日
ISBN
9784065160411
判型
新書
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
通巻番号
2096
ページ数
240ページ
シリーズ
ブルーバックス
電子版
発売日
2019年05月17日
JDCN
06A0000000000122753V
著者紹介
1961年東京都生まれ。首都大学東京理学部物理学科教授。慶應義塾大学大学院理工学研究科より博士号(理学)を取得。広島大学理学部助手、インディアナ大学研究員、東京都立科学技術大学助教授、首都大学東京理工学系准教授を経て現職。専門は物性理論、とくに本書にも登場する冷却原子の理論研究。著書に『朝倉物理学大系10 統計物理学』(共著、朝倉書店)、『元素紀行』(オーム社)。翻訳書に『量子論が試されるとき』(みすず書房)、『「標準模型」の宇宙』『スタンフォード物理学再入門 力学』『スタンフォード物理学再入門 量子力学』(以上、日経BP社)、他多数。
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