がん消滅

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電子あり

がん消滅

ガンショウメツ

講談社+α新書

「がん」はもう怖くない時代に――。

超高速で進化するゲノム医療と免疫療法の最前線から、これまで治療できなかったがんを克服する具体的スキームをわかりやすく紹介する。「患者目線のAI医療」の可能性も例示。

すべての患者の笑顔を取り戻す「医学革命」のバイブルとなる書。

(目次)
ネオアンチゲン療法による症例画像
プロローグ――「遺伝」と「遺伝子」はどう違う?
第一章「プレシジョン医療」時代の幕開け
・進化したオーダーメイド医療
・21世紀に入り、時間は50万分の一、コストは100万分の一に
・酒とタバコに遺伝的な要因が加わると?
・肺がんリスクを高める遺伝子
・遺伝子異常の数は、がんによってどう違う?
・国(エリアや民族)による遺伝子異常の違い
第二章 ゲノム解析が進んだ恩恵
・血液型も耳垢のタイプも遺伝子で決まっている
・原因不明の副作用も「謎」ではない時代に
・社会で活用されている「遺伝子診断」
  容疑者の特定/遺体の身元確認/出生前診断
・効かないホルモン治療薬を飲んでいる?
・厚労省の残念な体質
・糖尿病予防にも「遺伝子」を利用する時代に
第三章「リキッドバイオプシー」の可能性
・たったこれだけの血液でがんがわかる
・身体にかかる負担が圧倒的に少ない
・手術可能な段階での早期がんの発見
・再発の診断も超早期に、薬剤を選ぶ目安にも
第四章 免疫療法の新たな時代へ
・「エビデンスがない」を鵜呑みにするな
・「ネオアンチゲン療法」とは
・「副作用」にまつわる誤解
・がん治療の進歩を阻むもの
・がん組織にがんを殺すリンパ球が
第五章 私とがんとの闘い
・骨折と『白い巨塔』
・外科医から「遺伝子」の基礎研究者へ
・FBIからのスカウト
・母の死
・可能性に賭ける医療を
エピローグ AI医療の可能性
・「AIホスピタル」時代の到来
・画像診断・病理診断のサポート
・一刻を争う病気のモニタリングシステム
・「AIホスピタル」で実現する人に優しい医療


ⒸYusuke Nakamura

  • 前巻
  • 次巻

目次

ネオアンチゲン療法による症例画像
プロローグ――「遺伝」と「遺伝子」はどう違う?
第一章「プレシジョン医療」時代の幕開け
・進化したオーダーメイド医療
・21世紀に入り、時間は50万分の一、コストは100万分の一に
・酒とタバコに遺伝的な要因が加わると?
・肺がんリスクを高める遺伝子
・遺伝子異常の数は、がんによってどう違う?
・国(エリアや民族)による遺伝子異常の違い
第二章 ゲノム解析が進んだ恩恵
・血液型も耳垢のタイプも遺伝子で決まっている
・原因不明の副作用も「謎」ではない時代に
・社会で活用されている「遺伝子診断」
  容疑者の特定/遺体の身元確認/出生前診断
・効かないホルモン治療薬を飲んでいる?
・厚労省の残念な体質
・糖尿病予防にも「遺伝子」を利用する時代に
第三章「リキッドバイオプシー」の可能性
・たったこれだけの血液でがんがわかる
・身体にかかる負担が圧倒的に少ない
・手術可能な段階での早期がんの発見
・再発の診断も超早期に、薬剤を選ぶ目安にも
第四章 免疫療法の新たな時代へ
・「エビデンスがない」を鵜呑みにするな
・「ネオアンチゲン療法」とは
・「副作用」にまつわる誤解
・がん治療の進歩を阻むもの
・がん組織にがんを殺すリンパ球が
第五章 私とがんとの闘い
・骨折と『白い巨塔』
・外科医から「遺伝子」の基礎研究者へ
・FBIからのスカウト
・母の死
・可能性に賭ける医療を
エピローグ AI医療の可能性
・「AIホスピタル」時代の到来
・画像診断・病理診断のサポート
・一刻を争う病気のモニタリングシステム
・「AIホスピタル」で実現する人に優しい医療

書誌情報

紙版

発売日

2019年09月21日

ISBN

9784065170571

判型

新書

価格

定価:990円(本体900円)

ページ数

192ページ

シリーズ

講談社+α新書

電子版

発売日

2019年09月20日

JDCN

06A0000000000146465M

著者紹介

著: 中村 祐輔(ナカムラ ユウスケ)

医学博士。東京大学名誉教授。シカゴ大学名誉教授。1952年、大阪府に生まれる。77年、大阪大学医学部卒。同年、大阪大学医学部付属病院(第2外科)に。81年、大阪大学医学部附属分子遺伝学教室研究生。84年、米国ユタ大学ハワード・ヒューズ医学研究所研究員、87年、米国ユタ大学人類遺伝学教室助教授。89年、(財)癌研究会癌研究所生化学部部長。91年に大腸癌抑制遺伝子APCを発見する。94年、東京大学医科学研究所分子病態研究施設教授。95年、東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター長。2005年、理化学研究所ゲノム医科学研究センター長を併任。11年、内閣官房参与・内閣官房医療イノベーション推進室長を併任。12年、シカゴ大学医学部教授。2016年より、がん研究会がんプレシジョン医療研究センターに参画、現在はシカゴより帰国し、所長を務める。18年、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)プログラムディレクターに就任した。

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