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欺きの童霊 溝猫長屋 祠之怪
アザムキノワラシレイドブネコナガヤホコラノカイ
- 著: 輪渡 颯介

溝猫長屋の奥にある祠にお参りしてから、幽霊を「見る」「聞く」「嗅ぐ」ことができるようになった忠次ら四人。
ある日、彼らは忍び込んだ空き家で父子の幽霊に会う。
そこには昔、借金を苦に夜逃げした一家三人が住んでいたというが、ならば母の幽霊は一体どこへ?
そして不思議な少女に調子よくついていった仲間の留吉は、川に引きずり込まれてしまい――。
少年たちの滑稽さが小気味いい人情怪談シリーズ第3弾!
ⒸSousuke Watari
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書誌情報
紙版
発売日
2020年01月15日
ISBN
9784065179741
判型
A6
価格
定価:726円(本体660円)
ページ数
304ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年01月15日
JDCN
06A0000000000177813F
初出
本書は2017年10月に小社より単行本として刊行されたものです。
著者紹介
1972年東京生まれ。明治大学卒。『掘割で笑う女〈浪人左門あやかし指南〉』で第38回メフィスト賞を受賞し、講談社ノベルスよりデビュー。怪談と本格ミステリを融合させた独特の世界観に注目が集まっている。とぼけた読み味が人気の「古道具屋 皆塵堂」シリーズに続き、「溝猫長屋 祠之怪」シリーズも人気に。「怪談飯屋古狸」が最新シリーズ。