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七月に流れる花/八月は冷たい城
シチガツニナガレルハナハチガツハツメタイシロ
- 著: 恩田 陸

呼ばれた子どもは必ず行かなければならない──。
「夏のお城」への林間学校へ招待された少年少女たち。
全身緑色をした不気味な「みどりおとこ」の引率のもと、古城での共同生活がはじまった。彼らはなぜ城に招かれたのか?
同じひと夏を少女の視点で描く「七月」と少年側から描く「八月」を一冊に収録。
ⒸRiku Onda
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書誌情報
紙版
発売日
2020年07月15日
ISBN
9784065197660
判型
A6
価格
定価:770円(本体700円)
ページ数
352ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年07月15日
JDCN
06A0000000000220239N
初出
本作品は、2016年12月、「ミステリーランド」のために書き下ろされたものを、2018年9月、講談社タイガとして刊行しました。
著者紹介
著: 恩田 陸(オンダ リク)
宮城県生れ。早稲田大学卒。 1992(平成4)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を、2006年『ユージニア』で日本推理作家協会賞を、2007年『中庭の出来事』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞した。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木賞と第14回本屋大賞を受賞。