
マイページに作品情報をお届け!
ベートーヴェン 巨匠への道
ベートーヴェンキョショウヘノミチ
- 著: 門馬 直美

その生涯は、音楽の歓喜と苦闘そのものだ!
1792年、ウィーンの地に立った一人の青年音楽家は、その後いかなる道のりをたどって、「楽聖」となったのか。
師ハイドンはじめ同時代の音楽家たちとの出会い、《エロイカ》《第十交響曲》創作の謎、家族関係の苦悩と波乱の生活、各界の理解者や奇人らとの友情、そして恋人……
音楽のあり方を根本から変え、傑作を生み出し続けたその生涯に、音楽評論の名手が全角度から光を当てる、珠玉の二十話。
【本書の主な内容】
青春のボン/ベートーヴェンの愛―婚約説をめぐって/第十交響曲のゆくえ/《シンフォニアエロイカ》の謎/ 「メルツェルさん、さようなら」―メトロノーム考/ 《ウェリントンの勝利》の顛末/べートーヴェンと宗教―フリーメーソンだったのか?/イギリスへの夢―ニートとの交際をめぐって/オペラのライヴァル―同時代人ウェーバー/「第三の故郷」ボヘミア/ヴァイオリン・コンプレックス/コントラバスとマンドリン/ダンス音楽への愛着/「歓喜」の背景―日本人とベートーヴェン など
※1987年刊『ザ・ベートーヴェン』(春秋社刊)の文庫化
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2020年08月11日
ISBN
9784065206638
判型
A6
価格
定価:1,221円(本体1,110円)
通巻番号
2622
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2020年08月07日
JDCN
06A0000000000229708K
初出
本書の原本は、1987年に『ザ・ベートーヴェン』として春秋社より刊行されました。
著者紹介
門馬直美(もんま なおみ) 1924-2001年。東京に生まれる。東京大学理学部卒業。放送局勤務ののち,常葉女子短期大学教授,洗足学園大学音楽学部教授,サントリー音楽財団顧問などを務める。音楽評論家として活動。洗足学園大学音楽学部名誉教授。主な著作に『西洋音楽史概説』(春秋社),『管弦楽協奏曲名曲名盤100』(音楽之友社)など。
オンライン書店一覧
関連シリーズ
-
決定版 交響曲の名曲・名演奏
-
音楽教程
-
はじめてのクラシック音楽
-
クラシック珠玉の小品300
-
名指揮者ワルターの名盤駄盤
-
フルトヴェングラーの全名演名盤
-
西洋音楽の正体 調と和声の不思議を探る
-
クラシック名曲の条件
-
オペラ入門 許光俊
-
現代と音楽
-
いまの音 むかしの音
-
私の音楽手帖
-
ピアノの名曲
-
西洋音楽史を聴く バロック・クラシック・ロマン派の本質
-
クラシック名曲案内 ベスト151
-
クラシック魔の遊戯あるいは標題音楽の現象学
-
オペラ入門 堀内修
-
中世・ルネサンスの音楽
-
作曲家の発想術
-
最高に贅沢なクラシック
-
交響曲入門
-
宇野功芳のクラシック名曲名盤総集版
-
ロマン派の交響曲―『未完成』から『悲愴』まで
-
マーラーの交響曲
-
ピアニストのノート
-
バロック音楽名曲鑑賞事典
-
バロック音楽
-
バッハの思い出
-
バッハ=魂のエヴァンゲリスト
-
バッハ
-
はじめてのクラシック
-
くわしっく名曲ガイド
-
クラシック音楽鑑賞事典
-
クラシック音楽は「ミステリー」である
-
クラシックがすーっとわかるピアノ音楽入門
-
オペラ作曲家による ゆかいでヘンなオペラ超入門
-
おとなのための「オペラ」入門
-
J・S・バッハ