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一外交官の見た明治維新
イチガイコウカンノミタメイジイシン
- 著: アーネスト・メイスン・サトウ ,
- 訳: 鈴木 悠

<幕末史の必読書、新訳登場!>
薩英戦争と下関戦争、開港をめぐる激しい外交戦、熱い政治談義、刺激的な国内旅行、そして戊辰戦争―
英国青年外交官が「幕末日本」を全身で体感する!
攘夷の嵐が吹き荒れ、政局が緊迫する文久二(一八六二)年、一人のイギリス人通訳官が日本の地を踏んだ。
西郷隆盛ら雄藩・幕府の要人、果ては天皇、あるいは市井の人々との出会いを重ね、日本文化の奥深さに魅了され、そしてときには命の危険を乗り越えながら、彼は日本史上の最大転換点を目撃する。
日本人が長く読み継いできた幕末史の第一級証言を、英国外交史研究を踏まえた新訳で読む。
巻末には、イギリス外交史、日英関係史を研究する訳者による、これまでの研究蓄積を踏まえて本書の歴史的意義を問い直す、懇切な解説を掲載。
歴史小説などで語られてきた歴史像を刷新し、グローバルな視野で幕末日本を見据える視座が得られる!
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書誌情報
紙版
発売日
2021年04月15日
ISBN
9784065227763
判型
A6
価格
定価:2,750円(本体2,500円)
通巻番号
2666
ページ数
664ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2021年04月14日
JDCN
06A0000000000305017T
著者紹介
著: アーネスト・メイスン・サトウ(アーネスト・メイスン・サトウ)
Sir Ernest Mason Satow. 1843-1929年。在日イギリス公使館通訳官を務め、後に駐日公使。著作に『アーネスト・サトウの明治日本山岳記』『アーネスト・サトウ公使日記』など。
訳: 鈴木 悠(スズキ ユウ)
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス博士課程修了(Ph.D.)。専攻は日英関係史。著書に『Britain, Japan and China, 1876-1895: East Asian International Relations before the First Sino-Japanese War』(Routledge)がある。
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