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中国戦乱詩
チュウゴクセンランシ

太平の時は常に稀にして戦乱の世は常に多し。――古来より、中国では戦争が絶えなかった。歴代の詩人たちは、あるがままの現実を作品に昇華し、人々の叫び出でたる声として残した。中国古典文学研究の泰斗が、蘇武・李白・杜甫・文天祥といった、周代から清朝の名詩・四十一首を精選する、味わい深い名著。(まえがき・川合康三/解説・小川環樹)
[本書の内容]
学術文庫版まえがき 川合康三
序
周詩
漢魏晋詩
六朝隋詩
唐詩(上)
唐詩(下)
宋詩
清詩
解説 小川環樹
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書誌情報
紙版
発売日
2022年08月12日
ISBN
9784065290071
判型
A6
価格
定価:1,177円(本体1,070円)
通巻番号
2730
ページ数
272ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2022年08月10日
JDCN
06A0000000000532318X
初出
本書の原本『中国戦乱詩』は、1968年に筑摩書房から刊行されました。
著者紹介
1878-1963年。新潟県生まれ。東京帝国大学卒業,新聞社や東京高等師範学校教授などを経て,京都帝国大学教授。文化勲章受章。中国古典文学者,漢詩人。中国文学研究において先駆的な業績を残した。主著に『支那文學研究』『支那詩論史』ほか。主な訳注書に、『白楽天詩解』『陶淵明詩解』『陸放翁詩解』『玉台新詠集』『李長吉歌詩集』『杜詩』ほか。
その他: 川合 康三(カワイ コウゾウ)
解説: 小川 環樹(オガワ タマキ)