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すらすら読める奥の細道
スラスラヨメルオクノホソミチ
- 著: 立松 和平

「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人なり」
松尾芭蕉はなぜ旅に出たのか。
三百年以上たっても、色褪せることのない芭蕉の旅。
俳句とともに歩んだ芭蕉の旅路。
芭蕉の身体は亡びたが、芭蕉の魂である言葉は今も時間の中を旅していて、なお永劫の未来へ向かって旅をやめようとはしないのである。ーー立松和平
ⒸWahei Tatematsu
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書誌情報
紙版
発売日
2023年02月15日
ISBN
9784065303887
判型
A6
価格
定価:704円(本体640円)
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2023年02月15日
JDCN
06A0000000000608965J
初出
本書は2004年1月に小社より単行本として刊行されました。
著者紹介
1947年栃木県生まれ。早稲田大学政経学部卒。在学中に文学作品「自転車」で第1回早稲田文学新人賞を受賞。卒業後、さまざまな職歴を経て帰郷して宇都宮市役所に勤務。79年から文筆活動に専念。80年「遠雷」で第2回野間文芸新人賞、93年「卵洗い」で第8回坪田譲治文学賞、97年「毒ー風聞・田中正造」で第51回毎日出版文化賞を受賞。2010年2月逝去。