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はじめてのクラシック音楽
ハジメテノクラシックオンガク
- 著: 許 光俊

どうぞこの本を手に取って、クラシックの世界の中へと踏み込んでみてください。先は急がなくてもいいのです。ゆるゆると散策するつもりで。飛ばし読みでも大丈夫です。そして、気になる作曲家、作品、演奏家がいたら、聴いてみてください。そして、「あなたの美」を見つけてください。
クラシックは縦横の線だか表のようなものだと思ってください。縦線は作曲家や作品、横線は演奏家です。作曲家がいなければ、音楽は生まれません。しかし、演奏家がいなければ、現実の音として聞こえてきません。作曲家と演奏家の絡み合いにこそが、クラシックの楽しさであり、ややこしさであります。どちらに興味をひかれてもいいので、おもしろそうだと思ったら聴いてみる、ただそれだけを考えればいいのです。
(「はじめに」より)
Ⓒ許 光俊
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目次
はじめに
第1章 クラシックとは、どんな音楽か?
第2章 クラシック音楽の「聴き方」
第3章 クラシック音楽の「種類」
第4章 楽器の話
第5章 クラシック音楽の作曲家たち――その1 リュウリからシュトラウス一家まで
第6章 クラシック音楽の作曲家たち――その2 国民楽派から武満徹まで
第7章 おすすめの演奏家たち
おわりに
書誌情報
紙版
発売日
2023年01月19日
ISBN
9784065308660
判型
新書
価格
定価:1,012円(本体920円)
通巻番号
2693
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社現代新書
電子版
発売日
2023年01月18日
JDCN
06A0000000000610314O
著者紹介
許 光俊(きょ みつとし) 1965年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部美学美術史学科卒業。東京都立大学修士課程人文科学研究科修了。同博士課程中退。横浜国立大学教育人間科学部マルチメディア文化課程を経て現在、慶應義塾大学法学部教授。 近代の、文芸を含む諸芸術と芸術批評を専門としている。 コロナ以前には頻繁にヨーロッパを訪れ、現地でのコンサート体験は数知れず。日本有数の海外コンサート通として知られる。 『邪悪な文学誌 監禁・恐怖・エロスの遊戯』(青弓社 )、『オペラに連れてって! お気楽極楽オペラ入門』(青弓社、のちポプラ文庫)、『クラシック批評という運命』(青弓社)、『世界最高のクラシック、『世界最高のピアニスト』(ともに光文社新書)、『最高に贅沢なクラシック』『オペラ入門』(ともに講談社現代新書)、『昭和のドラマトゥルギー 戦後期昭和の時代精神』、『クラシック魔の遊戯あるいは標題音楽の現象学』(ともに講談社選書メチエ )など多数の著書がある。
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