かなりあ堂迷鳥草子2 盗蜜

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電子あり

かなりあ堂迷鳥草子2 盗蜜

カナリアドウメイチョウゾウシ2トウミツ

講談社文庫

鷽替(うそかえ)、付子(つけこ)、盗蜜(とうみつ)…
江戸の「鳥」たちをめぐる謎の答えは?

血のつながらない兄妹が営む、
江戸の飼鳥屋(かいとりや)「かなりあ堂」。
妹・お遥(はる)の過去を知る人物が現れて――

書下ろし連作時代ミステリー!
〈講談社時代小説文庫〉

江戸の飼鳥屋「かなりあ堂」を兄と二人で営むお遥。
血のつながらない兄妹はそれぞれ辛い過去を持っている。
馴染みの棒手振りの太助の様子がおかしいと気づいたお遥は、持ち前の行動力を発揮して原因を探る。
やがて彼女の過去を知る人物が現れて――。
「鳥」が謎をよぶ連作時代ミステリー。〈文庫書下ろし〉

【主な登場人物】
お遥【はる】 「かなりあ堂」の看板娘。齢十七。商売に不向きな兄を何かと手助けしている。
徳造【とくぞう】 お遥の兄。小さな飼鳥屋を妹と二人で営む。ある事件で実の家族を亡くした過去を持つ。
伊織【いおり】 鳥見組頭・八田家の嫡男。鳥見役として御鷹場の御用をしている。飼鳥屋に出入りする。
お佐都【さと】 大名平岡家の女中。鳥好きのお方様のため鳥の世話に明け暮れる。飼鳥屋の客の一人。


ⒸKiyomi Wakui

目次

第一話 鷽替
第二話 付子
第三話 盗蜜
第四話 聞做
第五話 抜荷

書誌情報

紙版

発売日

2023年10月13日

ISBN

9784065330203

判型

A6

価格

定価:748円(本体680円)

ページ数

256ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2023年10月13日

JDCN

06A0000000000715107F

著者紹介

著: 和久井 清水(ワクイ キヨミ)

北海道生まれ。札幌市在住。第61回江戸川乱歩賞候補。2015年宮畑ミステリー大賞特別賞受賞。内田康夫氏の遺志を継いだ「『孤道』完結プロジェクト」の最優秀賞を受賞し、『孤道 完結編 金色の眠り』で作家デビュー。他の著書に『水際のメメント きたまち建築事務所のリフォームカルテ』や、本書のシリーズ前作となる時代ミステリー『かなりあ堂迷鳥草子』がある。

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