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圓生の録音室
エンショウノロクオンシツ
- 著: 京須 偕充

昭和の名人、六代目三遊亭圓生。名実ともに絶頂期にあった名人は己の芸を『三遊亭圓生人情噺集成』『圓生百席』として後世に残した。このレコードをプロデュースしたのが若き日の著者である。はじめての訪問、録音室の内外での濃密なやりとり、突然の別れれ……。愛惜をこめて描かれる“稀代の芸の鬼”の情熱と素顔。
Ⓒ京須偕充
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書誌情報
紙版
発売日
2023年10月12日
ISBN
9784065333501
判型
A6
価格
定価:2,310円(本体2,100円)
ページ数
304ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2023年10月11日
JDCN
06A0000000000706605K
初出
本書は1987年2月、青蛙房から刊行され、1999年8月に中央公論新社より、2007年10月に筑摩書房より文庫化されました。本書はちくま文庫版を底本とし、適宜修正しています。なお、文芸文庫化にあたり、底本あとがきで言及される横井洋司氏撮影のカバー写真は割愛しました。また、底本の赤川次郎・柳家喬太郎両氏の解説には、新たにタイトルを付しています。
著者紹介
京須偕充(きょうす・ともみつ) 1942(昭和17)年、東京生まれ。ソニー・ミュージック学芸プロデューサー時代に三遊亭圓生『圓生百席』の録音を手がけ、録音を渋っていた古今亭志ん朝が、唯一その高座の録音を許した。TBS系TV放映「落語研究会」解説も務めた。著書に『こんな噺家は、もう出ませんなー落語[百年の名人]論』(講談社)、『これが名演だ』『古典落語CDの名盤』(ともに光文社新書)、『落語名人会 夢の勢揃い』『とっておきの東京ことば』(ともに文春新書)、『志ん朝の走馬灯』(ちくま文庫)などがある。
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