旅の記憶 おいしいもの、美しいもの、大切なものに出会いに

旅の記憶 おいしいもの、美しいもの、大切なものに出会いに

タビノキオク オイシイモノ、ウツクシイモノ、タイセツナモノニデアイニ

「違う生き方もあるかもしれない。そんな気持ちにさせてくれる旅が好きです」

・秋のパリ、初めてのひとり旅
・「世界一おいしい!」ケイパーの島へ
・バインセオの皮の秘密と唐辛子塩で食べるパパイヤ
・タイルとコルクと哀愁の街、リスボン
・オリーブの木材を求めて、ひとりカラブリアへ
・イギリスで知った本物のパンの香り
ほか

ベトナムにイタリアに、有元葉子さんが語る”おいしい話”に触発されて旅に出たという人は数多くいるのではないでしょうか。実は「私の仕事人生、旅人生がスタートしたのは50代からでした」と有元さん自身は語ります。

子育てが落ち着いてきて、旅に出るのは今だと出かけた秋のパリ。家を持つまでにいたったイタリアで一枚ずつ集めてきたヴィンテージのリネン。本当にいいものづくりとは何かを問いかけてくるブルネロクチネリのブラウス。ロンドン郊外で出会った、挽きたての小麦粉で作られたパンの香り。じゃがいもとケールで作るポルトガル名物のスープ「カルト・ヴェルデ」は日本でも……

世界中を巡った旅の記憶からは、「どうしたら自分を使い切れるかをいつも考えている」と語る有元葉子さんの人生観が垣間見えます。これから先、どう生きていこうかと考えているひとへ、エールのような1冊になりました。


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書誌情報

紙版

発売日

2025年08月21日

ISBN

9784065377796

判型

A5

価格

定価:1,980円(本体1,800円)

ページ数

200ページ

著者紹介

著: 有元 葉子(アリモト ヨウコ)

編集者、専業主婦を経て、料理家に。料理教室やワークショップ等を提案する「A&CO」の主宰ほか、キッチンウエア「la base(ラ バーゼ)」シリーズのディレクター、イタリア産オリーブオイル「MARFUGA(マルフーガ)」の日本代理店主宰を務めるなど活躍は多岐にわたる。レシピ本をはじめ、食を通して暮らしや生き方を語ったエッセイなど著者は100冊以上に及ぶ。近年のベストセラーは『レシピを見ないで作れるようになりましょう。』(SBクリエイティブ)、『生活すること、生きること』(大和書房)ほか。

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