砂時計の科学

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砂時計の科学

スナドケイノカガク

講談社学術文庫

世界は「粒」でできている!
砂時計の不思議をめぐる探究は、やがて雪崩や縞模様、果ては満員電車や交通渋滞のメカニズムの解明へと至り着く。異なるものたちのあいだに共通の法則を見出し、研究の最前線と日常生活を往還する物理学の「本当の面白さ」を伝える、自身第一線で活躍する著者による、絶好の入門書。

【本書の主な内容】
[満員電車]乗り降りをスムースにするには、ドアを大きくする? 数を増やす?
[渋滞]発生の秘密は「1/fノイズ」にあった?
[縞模様]砂漠の風紋はシマウマの縞に通ず?
[山]麓より頂に重い砂粒が集まるのはなぜ?
[砂丘]「三日月」に「星」……砂が風に飛ばされただけでなぜこんな地形が?
[ピラミッド]その威容は、砂にはない「不自然」な角度のおかげ?
[生命]粉粒体の縞々と生命の誕生は同じ原因?

【目次】
はじめに
第一章 流れ落ちる
第二章 吹き飛ばされる
第三章 かき混ぜられる
第四章 吹き上げられる
第五章 ゆすられる
第六章 粉粒体とは何か
おわりに
参考文献ガイド
学術文庫版へのあとがき

(*本書の原本『砂時計の七不思議』は第12回講談社科学出版賞受賞)


Ⓒ田口善弘

  • 前巻
  • 次巻

目次

はじめに
第一章 流れ落ちる
第二章 吹き飛ばされる
第三章 かき混ぜられる
第四章 吹き上げられる
第五章 ゆすられる
第六章 粉粒体とは何か
おわりに
参考文献ガイド
学術文庫版へのあとがき

書誌情報

紙版

発売日

2025年01月16日

ISBN

9784065382677

判型

A6

価格

定価:1,122円(本体1,020円)

通巻番号

2849

ページ数

224ページ

シリーズ

講談社学術文庫

電子版

発売日

2025年01月15日

JDCN

06A0000000000865846G

初出

本書の原本『砂時計の七不思議――粉粒体の動力学』は、1995年に中公新書より刊行されました。

著者紹介

著: 田口 善弘(タグチ ヨシヒロ)

1961年、東京生まれ。東京工業大学助手等など経て、中央大学理工学部教授。本書の原本『砂時計の七不思議』で第12回講談社科学出版賞受賞。バイオインフォマティクスの分野で、スタンフォード大学とエルゼビア社による「世界で最も影響力のある研究者トップ2%」に2021年度から24年度まで4年連続選出。著書に『生命はデジタルでできている』、『はじめての機械学習』、『学び直し高校物理』、『知能とはなにか』などがある。

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