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最新 日本酒の科学 水・米・麹の伝統の技
サイシン ニホンシュノカガク ミズコメコウジノデントウノワザ

「國酒」として長く親しまれ、
いまや ‘‘SAKE’'として世界にも広がる日本酒。
米・水麹というシンプルな原料から生まれる味わいは、
実に奥深く、多彩な表情を見せてくれます。
その陰には、微生物たちの繊細な働きと、
日本の伝統、自然の恵み、そして緻密な醸造技術があります。
本書を読めば、「甘口か辛口か」だけでは語れない、
日本酒の真の魅力に出会えるはずです。
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書誌情報
紙版
発売日
2025年09月18日
ISBN
9784065411698
判型
新書
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
通巻番号
ページ数
320ページ
シリーズ
ブルーバックス
著者紹介
1956年生まれ。明治大学文学部卒業後、現・交通新聞社を経て、講談社の科学月刊誌『Quark』で編集、取材、執筆を担当した。同誌休刊後は、フリーランスライターとして、小学館の月刊誌『サライ』など幅広く活躍している。
としなり 1968年生まれ。1994年立命館大学大学院理工学研究科博士前期課程修了後、菊正宗酒造株式会社入社。同総合研究所にて2016年まで乳酸菌や酵母を対象とした研究開発に携わる。途中、国税庁醸造研究所研修員、東京での営業を経て、2013年総合研究所長。2016年に生産部門へ移り、2019年より生産部長を務めた。現在、取締役生産本部長兼総合研究所長。博士(理学)。2015年、日本生物工学会生物工学技術賞受賞。2017年、日本醸造学会奨励賞受賞。日本酒が世界に認められるよう、国内外へ情報発信をしていきたい。趣味は登山、マラソン、ゴルフ。