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プラネテス(2)
プラネテス
- 著: 幸村 誠

2070年代、人間は地球圏を月面にまでようやく押し広げていた。
夢とエゴに満ちた航宙士志望の青年・星野八郎太(通称ハチマキ)の成長を軸に描く、「惑う人々(プラネテス)」たちの物語。「SF」を一段階進めた大傑作。
2002年度星雲賞コミック部門受賞。2003年にはNHKでアニメ放送開始。そのアニメも2005年度星雲賞メディア部門受賞。同賞の原作・アニメのW受賞は『風の谷のナウシカ』以来だと評判になった。
木星往還船計画始動の報せにハチマキは決意する。誰も行ったことのない遠くへ行く。未開の道を切り拓くため、持てるエネルギーの全てを費う、と。「独りで生きて独りで死ぬ。それが完成された船乗りだ」尖りをむき出しにする彼に、口を挟もうとする女がいた。デブリ回収船の同僚、田名部愛。「独りで生きて、死んで、なんで満足できるんですか。バカみたい」ハチマキはそれに抗する言葉を探したまま、搭乗員試験に臨む。
Ⓒ幸村誠
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目次
PHASE.6 走る男
PHASE.7 タナベ
プラネテス超外伝 或いはそれこそが幸せな日々
PHASE.8 サキノハカという黒い花<前編>
PHASE.9 サキノハカという黒い花<後編>
PHASE.10 惑う人達
PHASE.11 スパシーバ
書誌情報
紙版
発売日
2001年10月20日
ISBN
9784063287783
判型
B6
価格
定価:990円(本体900円)
ページ数
252ページ
シリーズ
モーニング KC
電子版
発売日
2008年02月07日
JDCN
0632877800100011000R
初出
『モーニング』2000年48号、’01年7号、17号、18号、26号、39号
著者紹介
1976年5月4日生まれ。神奈川県横浜市出身。血液型:B型。『プラネテス』(モーニング掲載)でデビュー。代表作は、『プラネテス』『ヴィランド・サガ』(アフタヌーン連載中)。2002年、第33回星雲賞コミック部門賞受賞。座右の銘:「あ、一瞬待ってください、じゃ半日でもいいです」