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新装版 夏子の酒(3)
シンソウバンナツコノサケ
- 著: 尾瀬 あきら

日本酒の旨さ、厳しさ、美しさを堪能しよう悪質な酒を量販する黒岩酒造や役場などが、自分達の利益を守るため、夏子達に様々な圧力をかけだす。夏子の酒造りにかける情熱が、日本酒を、農業をかえる!
黒岩が佐伯酒造への営業妨害を始めた。そのやり口よりも、良い酒を陵辱することが夏子には許せなかった。夏子たちは、農薬空中散布の中止をついに進言した。だが、思いは伝わらず、役場や町会議員なども圧力を加えだし、栽培会のメンバーは苦しい立場に追い込まれる。夢の吟醸酒のためにも、町の未来のためにも、夏子には負けられない闘いだ。
書誌情報
紙版
発売日
2004年08月10日
ISBN
9784063607697
判型
A6
価格
定価:847円(本体770円)
ページ数
452ページ
シリーズ
講談社漫画文庫
初出
『モーニング』’89年24号~31号、33号~46号
著者紹介
1947年7月26日。京都府京都市出身。1971年デビュー。初期は松本めぐむというペンネームも使った。第31回(昭和60年度)小学館漫画賞受賞(『初恋スキャンダル』『とべ!人類2』)。1988年の春から『夏子の酒』(モーニング)の連載を開始、1991年に大好評のうちに連載を終えた。ほか、『ぼくの村の話』『奈津の蔵』『オンサイト!』など代表作多数。