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諸刃の博徒 麒麟(2)
モロハノバクトキリン

時は幕末、一人の博徒が激動の時代の流れに抗うように生きていた。義のために命をも賭すその男の名は、諸刃の麒麟といった。生き様そのものが博奕の麒麟は、黒船の下士官や江戸の大侠客らを向こうに回して、一歩も退かずに勝負を挑む…!
幕府の通訳方・中浜万次郎が、江戸町民警護の頭に麒麟を推挙した!同じく頭を任命された江戸の大侠客・大門鉄次郎は、そのことを知り、麒麟排斥に動く。そして中間頭の喜八が大門の手下の凶刃に倒れ…!大門鉄次郎との対決を描く「火事場の親分」編、百姓の身分に反発し、思い悩む日野のトシと麒麟の邂逅を描く「懊悩の野犬」編の2編を収録!
Ⓒ村尾幸三/土屋多摩
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書誌情報
紙版
発売日
2006年12月06日
ISBN
9784063615012
判型
B6
価格
定価:586円(本体533円)
ページ数
210ページ
シリーズ
ヤンマガKCスペシャル
電子版
発売日
2020年10月01日
JDCN
0636150100100011000N
初出
『ヤングマガジン』’05年第39号~第41号、’06年第15号~第17号、第19号、第20号
著者紹介
原作: 村尾 幸三(ムラオ コウゾウ)
CMクリエイターやミュージシャンとして活動するとともに、演劇ユニット・アクターズ スリル&チャンスを結成。新しいタイプの演劇を創り出す。NYオフブロードウェイ公演も上演、成功の後、スリル&チャンスは、全国ツアーで延べ30万人を動員し、1998年11月15日に解散する。 その語も舞台活動、音楽活動を続け、注目を集める一方、並行して漫画原作の執筆を多く手がける。様々な人間描写を軸にした、濃厚な物語作りで読者を増やしている。ヤングマガジンにて『諸刃の麒麟』を好評のうちに完結させたところ。