激昂がんぼ(3)

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激昂がんぼ(3)

ブチギレガンボ

イブニング

総務省のキャリア官僚・二宮は、二流大卒というコンプレックスを抱えながらも、出世への情熱を胸に秘め、地元の広島県庁に出向していた。一方、同じ広島県の芸南市――「神崎シークレットサービス」の看板を掲げ、裏では事件屋として頭角をあらわしている若きフィクサー・神崎がいた。「がんぼ」とは、広島の方言で「乱暴者」「やんちゃ」「悪いやつ」という意味。裏の世界の活躍を描いた前作『極悪がんぼ』の主人公・神崎と、表舞台に生きる二宮が交わるとき、新たな「がんぼ」が誕生する!


Ⓒ田島隆/東風孝広

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目次

勝者の因果。
先手、奇襲。後手、肉弾戦。
利害の一致で仲間は作れる。
最後の手段は、大体裏の世界にある。
企てるほど、ミラクルを期待する胸の内。
踏み込んだ先の動揺。
コネという名の縁は、生きる糧。
答えを得るには、手段を選ばず身なりを選べ。
愛すればこそ、愛あればこその闘い。
愛の縛りは、一難去ってまた一難。
優位に立つと、とたんに頭の回転が速くなる。
殴り合わず、勝つ!

書誌情報

紙版

発売日

2011年04月22日

ISBN

9784063523621

判型

B6

価格

定価:608円(本体553円)

ページ数

224ページ

シリーズ

イブニングKC

電子版

発売日

2012年05月11日

JDCN

0635236200100011000O

初出

『イブニング』2010年19号~2011年4号、6号、7号

著者紹介

著: 東風 孝広(コチ タカヒロ)

1972年広島県呉市生まれ。高校を卒業後、設計・製図会社に就職するが「漫画家になる」と社長に宣言し、1年で退職。96年(24歳)、従兄弟の田島隆氏の紹介により青木雄二氏に出会い、大阪を出ることを決意。半年間『ナニワ金融道』の作画を手伝う。98年(25歳)、処女作『五番街』で週刊ヤングマガジンのちばてつや賞ヤング部門入賞。99年5月、モーニングにて『カバチタレ!』の連載を開始。2001年8月よりイブニングにて『極悪がんぼ』の連載を開始。05年7月よりモーニングにて『特上カバチ!!』の連載を開始し、現在にいたる。大阪府大阪市在住。

原作: 田島 隆(タジマ タカシ)

1968年広島県呉市生まれ。高校を中退して以降、独立して生計を営み、トラック運転手、花屋、クリーニング屋、ビル清掃業、営業マン、新聞配達など約30種の職を経験した。20歳のとき法律家を志し、司法書士補助者を経て、1991年、海事代理士試験に合格。呉市に田島海事法務事務所を開業、現在まで海事代理士・行政書士として法律実務に携わる。1999年よりモーニングにて『カバチタレ!』の連載を、2001年よりイブニングにて『極悪がんぼ』の連載を開始。2005年7月より『特上カバチ!!』の連載を開始し、現在にいたる。広島県在住。

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