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死にたがりと雲雀(1)
シニタガリトヒバリ
- 著: 山中 ヒコ

時は江戸――。浪人者の朽木(くちき)が開いた寺子屋に通い始めた一人の少女・雲雀(ひばり)。
雲雀は朽木の下で、学ぶことの楽しさを感じ始めるが、ある時、2人は町内の殺人事件に巻き込まれ……!?
俊英・山中ヒコが、四季折々の江戸を舞台に描く、過去を持つ男と親のない少女の、哀しくも美しい人間模様。
朽木(くちき)――過去にいわくありげな、一人の浪人。雲雀(ひばり)――家に居つかぬ父を待つ、長屋の少女。朽木が荒れ寺に開いた寺子屋に、雲雀が通いはじめ、二人は次第に心を通わせるようになる。だが、雲雀の父が起こした事件によって事態は急転。雲雀は朽木に罪をかぶせようとするが……!? 俊英・山中ヒコが描く、欠けたる者同士が寄り添って生きる、江戸・下町の人情譚。
ⒸHico Yamanaka
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目次
第一景
第二景
第三景
第四景
書誌情報
紙版
発売日
2014年05月07日
ISBN
9784063806939
判型
B6
価格
定価:639円(本体581円)
ページ数
194ページ
シリーズ
KCx
電子版
発売日
2014年08月01日
JDCN
0638069300100011000L
初出
『ARIA』2014年2月号~5月号
著者紹介
10月1日生まれ。切ない片思い、ヒリヒリする痛みなど、丁寧な心理描写で、少女誌、女性誌、ボーイズラブ誌と幅広く活躍中の人気漫画家。 代表作に、『王子様と灰色の日々』『500年の営み』『王子と小鳥』『丸角屋の嫁とり』他多数。