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政談
セイダン

「忠臣蔵」の赤穂浪士の処遇に困った幕府が頼った知恵袋・荻生徂徠の言葉を集めた『政談』。その内容は悪魔的な統治術であり、その存在は門外不出とされ、幕府倒壊後の1868年に出版されるまで世に明らかにされることはなかったのです。その教えが2055年によみがえる。人口減、産業の衰退などにより危機に直面した日本が取った選択は、完全無欠のコンピューターによって政策を決めることだった。「同業者は同じ場所にすむこと」「無職の禁止」。びっくりの施策の数々に翻弄されるロックミュージシャンの恋の行方は? 自由に生きるか。そこそこで満足するか。人間存在の根幹に迫る近未来SF儒学!
目次
一。国を治める方法の根本
二。取り締まりの事
三。譜代者のこと
四。せわしい風習を改める
五。荻生徂徠
六。武家の旅宿を改める
七。「主」と「客」を正す
八。才徳を見分けること
九。人材登用のこと
十。あなたはSORAIを信じますか
人口減、産業の衰退などにより危機に直面した日本が取った選択は、完全無欠のコンピューターによって政策を決めることだった。「同業者は同じ場所にすむこと」「無職の禁止」。びっくりの施策の数々に翻弄されるロックミュージシャンの恋の行方は? 自由に生きるか。そこそこで満足するか。人間存在の根幹に迫る近未来SF儒学!
Ⓒ近藤たかし
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書誌情報
紙版
発売日
2018年04月11日
ISBN
9784065106686
判型
A6
価格
定価:660円(本体600円)
ページ数
192ページ
シリーズ
まんが学術文庫
電子版
発売日
2018年04月23日
JDCN
06A0000000000018274M
著者紹介
原作: 荻生 徂徠(オギュウ ソライ)