十二人の死にたい子どもたち(2)

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十二人の死にたい子どもたち(2)

ジュウニニンノシニタイコドモタチ2

good!アフタヌーン

ネット上のホームページに導かれて、廃病院に集まった十二人の少年少女。初対面の彼らの目的は全員で「安楽死」をすること。だが、決行するための地下室にはすでに一人の少年が横たわっていた。彼は、自殺か、他殺か、そもそも誰なのか。少年少女たちは不測の事態に際し、この集いの原則「全員一致」に従い話し合いを始める──! 異才・冲方丁の直木賞候補作を、実力派・熊倉隆敏が渾身のコミカライズ!


ゼロ番を殺した疑惑のかかるノブオの行方が判らず、この場を去ったとして話し合いを続ける子どもたち。ゼロ番の謎を解かない限り、安楽死の実行はできない。そもそもゼロ番を連れてきたのは誰なのか。検証と議論が続く中、意外な人物がこの集いに参加していたことが判明する! 紛糾必至、子どもたちの議論の行方は━━!?


Ⓒ2016 Ubukata Tow/Bungeishunju Ltd./Takatoshi Kumakura 2018

書誌情報

紙版

発売日

2018年05月07日

ISBN

9784065114193

判型

B6

価格

定価:704円(本体640円)

ページ数

224ページ

シリーズ

アフタヌーンKC

電子版

発売日

2018年05月07日

JDCN

06A0000000000024788N

初出

『good!アフタヌーン』2017年12号~2018年5号

著者紹介

著: 熊倉 隆敏(クマクラ タカトシ)

1974年、栃木県生まれ。漫画家。 1996年、アフタヌーン四季賞秋のコンテスト入賞。 2000年、「アフタヌーンシーズン増刊」に掲載された妖怪漫画『もっけ』でデビュー。 『もっけ』は、2003年3月号から掲載誌を「アフタヌーン」に移し、2007年にはTVアニメ化されている。 2010年から2012年まで「アフタヌーン」誌上で『ネクログ』を連載。

原作: 冲方 丁(ウブカタ トウ)

1977年2月14日生まれ。 1996年、『黒い季節』(KADOKAWA)でデビュー。 代表作は『マルドゥック・スクランブル』シリーズ、『シュピーゲル』シリーズ、『天地明察』、『光圀伝』など多数。 『シュヴァリエ』、『蒼穹のファフナー』、『攻殻機動隊ARISE』などメディアを超えて創作の場を拡大している「文芸革命児」! 本作は著者初の現代長編ミステリー。

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