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銀行渉外担当 竹中治夫 大阪編(3)
ギンコウショウガイタントウタケナカハルオオオサカヘン
協立銀行梅田支店長として着任した竹中治夫は、早々に銀行を牛耳る年上の部下・沖田と衝突する。顧客タイコウからの強引な融資引き揚げを画策する沖田に不信感を抱いた竹中は、彼と大阪の裏社会の大物・黒神道三、その娘・瑞希との繋がりをつかむ。沖田たちは、タイコウが持つ湾岸地域の倉庫を狙っていたのだ。竹中はタイコウを守る為に、新たな融資先探しに奔走する。竹中はタイコウを助け、支店を清浄化できるのか。
ⒸRyo Koshino Ryo Takasugi
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書誌情報
紙版
発売日
2018年05月23日
ISBN
9784065119679
判型
B6
価格
定価:660円(本体600円)
ページ数
176ページ
シリーズ
KCデラックス
電子版
発売日
2018年05月23日
JDCN
06A0000000000032004X
初出
「週刊現代」2017年12月30日号~2018年3月31日号
著者紹介
その他: こしの りょう(コシノ リョウ)
1967年9月、新潟県三条市に生まれる。87年、モーニング四季賞冬のコンテスト佳作受賞。大学卒業後は広告代理店に勤務しつつ、投稿を続ける。94年、退社。尾瀬あきら氏のアシスタントをしながら、プロの漫画家を目指す。2004年4月より、「モーニング」にて『Ns'あおい』の連載をスタート。現在は週刊現代誌上で「銀行渉外担当 竹中治夫 大阪編」を連載中。
原案: 高杉 良(タカスギ リョウ)
1939年東京生まれ。化学業界専門紙の記者、編集長を経て、1975年『虚構の城』でデビュー。以後、綿密な取材に裏打ちされたリアリティに富む経済小説を次々に発表。企業組織の不条理と戦うミドルの姿を描いた作品は、日本中のビジネスマンより絶大な支持を得ている。他の作品に『金融腐食列島』『乱気流 小説・巨大経済新聞』『管理職の本分』『破戒者たち 小説・新銀行崩壊』、などがある。