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望郷太郎(8)
ボウキョウタロウ8
- 著: 山田 芳裕

大寒波襲来、壊滅的打撃、世界初期化。人工冬眠から五百年ぶりに目覚めた舞鶴太郎(まいづるたろう)は、愛する家族も財産も全て失った。絶望の淵から這い上がり、理想の暮らしと生きがいを求めて、祖国「日本」を目指す。ヒトと文明の歴史をさかのぼるグレートジャーニー。人類よ、これが未来だ!!
傑作大河漫画『へうげもの』で500年前における「文化」のルーツを描き倒した山田芳裕。この『望郷太郎』では一転、500年後の「文明」を描く!
舞鶴太郎の旅は凍てつく中央アジアから始まり、バイカル湖畔(ヤープト村)にて仲間を得て、日本まであと2000km、大国マリョウにまでたどり着いた。そしてこの地の経済を転覆しかねない大計画・不換紙幣の乱発を主導することで、思わぬ「闇」へと身を投じることとなる……!
この最新遠大野望作、週刊「モーニング」で年2回の「ブロック連載」中。「コミックDAYS」でも好評配信中!!
ⒸYoshihiro Yamada
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書誌情報
紙版
発売日
2023年01月23日
ISBN
9784065302774
判型
B6
価格
定価:759円(本体690円)
ページ数
192ページ
シリーズ
モーニング KC
電子版
発売日
2023年01月23日
JDCN
06A0000000000584409I
初出
『モーニング』2022年32号~41号
著者紹介
1968年、新潟市生まれ。大学在学中、「ちばてつや賞」に『大正野郎』で入賞。同作品でコミックモーニング(当時)よりデビュー。『デカスロン』『度胸星』『ジャイアント』など、斬新な着想、大胆な描写で、一歩先ゆく野心作を続々発表。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作『へうげもの』では、実在の武将茶人・古田織部の生涯を描き、「日本人」の価値観を深く掘り下げる。そして興味の対象は「文化」から「文明」へ。『望郷太郎』のはてしない旅が始まった。