望郷太郎(13)

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望郷太郎(13)

ボウキョウタロウ13

モーニング

試練の続く「日本編」急展開!

マリョウ国を傀儡として操り、必須の物質を「マー」として吸い上げていたのは、舞鶴太郎の故国にある「ヒューマ」と呼ばれる勢力であった。

ヒューマとの交渉の糸口を求めて東北地方を南下する太郎とパル。
パルは初めて体験する多湿の空気にとまどい、太郎は1万キロを超える旅路の副作用たる激痛に苦しむ。

たどり着いたのは、かつての日本人の言語と習俗を残すカシマ村。
ここでもヒューマによる搾取に苦しむ者たちがいた。
東京へのルートを探りつつ、村人たちに戦うための「知」と「技」を伝授する太郎とパル。

そして冬を越し、新たな旅の仲間・リコとともに旅路は再開される。

かつて東京であったとおぼしき「トキョ」と呼ばれる地で太郎を待つのは、己の存在すべてを打ち震わせるもので――。

山田芳裕の最新遠大野望作、週刊「モーニング」で描きため完了後に9週連続掲載の「ブロック連載」中。「コミックDAYS」でも熱狂コメント多数にて配信中!!


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書誌情報

紙版

発売日

2025年06月23日

ISBN

9784065397718

判型

B6

価格

定価:792円(本体720円)

ページ数

192ページ

シリーズ

モーニング KC

著者紹介

著: 山田 芳裕(ヤマダ ヨシヒロ)

1968年、新潟市生まれ。大学在学中、「ちばてつや賞」に『大正野郎』で入賞。同作品でコミックモーニング(当時)よりデビュー。『デカスロン』『度胸星』『ジャイアント』など、斬新な着想、大胆な描写で、一歩先ゆく野心作を続々発表。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作『へうげもの』では、実在の武将茶人・古田織部の生涯を描き、「日本人」の価値観を深く掘り下げる。そして興味の対象は「文化」から「文明」へ、五百年前から五百年後へ。『望郷太郎』のはてしない旅が始まった。

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