海神の娘(1)

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海神の娘(1)

ワダツミノムスメ1

世界の南の端にある「花勒(かろく)」「花陀(かだ)」「雨果(うか)」「沙文(しゃもん)」の四つの島。
それぞれの島を治める領主は、海神(わだつみ)の託宣により選ばれた『海神の娘』と呼ばれる娘を娶ることとなる。
この娘たちを娶ることにより、島は海神の加護を得て、繁栄するのだという。

海神(わだつみ)の託宣により、花勒(かろく)の若き領主・啓(けい)のもとに嫁ぐこととなった蘭(らん)。
しかし彼女は、花勒の先代領主・榮君(えいくん)に父を処刑された過去を持っていた。
己の肉親を殺した男の息子に嫁がねばならぬ運命に不安を抱えながら、蘭は月明かりの下、小舟で婚儀に向かう―――。
【第1章「黥面の妃」を収録】


Ⓒ白川紺子・さるマ/講談社

書誌情報

紙版

発売日

2024年07月30日

ISBN

9784065360040

判型

B6

価格

定価:759円(本体690円)

ページ数

192ページ

シリーズ

KCx

電子版

発売日

2024年07月30日

JDCN

06A0000000000797429F

初出

「Palcy」2024年3月28日~6月27日配信分

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