
マイページに作品情報をお届け!
最果てのセレナード(4)
サイハテノセレナード4
- 著: ひの 宙子

あの夜の、最後の秘密。
律が、罪を被せようと計画していた沖田先生が、殺された。
殺したのは、10年前のあの日、
小夜の母の死体を隠すのを手伝った佐和先生だった。
少女たちが10年前に犯した罪、それを隠した大人たちの罪、
10年前のことは、このまま葬り去ることができるかもしれない。
だけど、律と向き合った小夜の口からこぼれた言葉は……。
今、大人になった私たちは、10年前の罪に、どう向き合い、どう決断するのか。
雪の十勝を舞台に始まった静かな激情に、今、衝撃の結末――!!
ⒸHiroko Hino
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2025年02月21日
ISBN
9784065380383
判型
B6
価格
定価:792円(本体720円)
ページ数
192ページ
シリーズ
アフタヌーンKC
電子版
発売日
2025年02月21日
JDCN
06A0000000000858851M
初出
「アフタヌーン」2024年8月号、9月号、12月号、2025年2月号、3月号掲載
著者紹介
オムニバス短編集『グッド・バイ・プロミネンス』『やがて明日に至る蝉』を祥伝社から発売。劇団雌猫・ひらりさ氏の推薦などによりその才能に注目が集まる。2022年11月、「月刊アフタヌーン」(講談社)で『最果てのセレナード』を連載開始。これが自身初の長編連載となる。