比較文化論の試み

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比較文化論の試み

ヒカクブンカロンノココロミ

講談社学術文庫

経済的破綻に更生はありえても、文化的破綻はその民族の自滅につながる。文化的生存の道は、自らの文化を、他文化と相対化することによって再把握し、そこから新しい文化を築くことしかない、とする著者が、日本人とヨーロッパ人、ユダヤ人、アラブ人との差異を、ことばや宗教、あるいは法意識などを通してわかりやすく解明した独特の比較文化論。日本文化の特性が如実に浮き彫りにされ、私たち自身を見直すうえで絶好の書である。


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目次

1 ひとりよがりの日本人
2 民族による臨在感の違い
3 セム族の臨在感の特徴
4 臨在感の歴史的裏づけ
5 ショフティムと多数決原理
6 言葉を重んじるセム族の伝統
7 正統と異端・護教諭とその裁定
8 言葉の差――神概念の相違
9 ものの見方の差

書誌情報

紙版

発売日

1976年06月07日

ISBN

9784061580480

判型

A6

価格

定価:748円(本体680円)

通巻番号

48

ページ数

99ページ

シリーズ

講談社学術文庫

著者紹介

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