ブロークン・ブリテンに聞け 社会・政治時評クロニクル2018-2023

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ブロークン・ブリテンに聞け 社会・政治時評クロニクル2018-2023

ブロークンブリテンニキケシャカイセイジジヒョウクロニクル2018-2023

講談社文庫

EU離脱、コロナ禍、エリザベス女王逝去。混迷する「五年一昔」の記録

ポスト・ブレグジットの英国もどうなるかわからないが、ポスト・エリザベス女王の英国も同じくらい不透明ーーそう記してから3年。EU離脱、女王逝去を経た「今」を伝える時評を文庫化に際し数多く収録。多様性とともに分断が進み、転換点を迎えつつある英国の姿が日本にも重なる、「地べたの社会学」決定版!

果たしてこれでいいのか、と誰もが思っている。
ではどうすればいいのか、と共に思考する一冊。
武田砂鉄(ライター)

英国の地べたから世界を見つめる傑作時評集、増補決定版!

「何かが壊れている」とみんな思っている。
この国が「ブロークン」の元凶に手をつける方向に動き出すとすれば、2024年はブリテンの修復が始まる年になるかもしれない。
英国だけでなく、世界が「ブロークン」の状態から抜け出すために、この記録が何らかのヒントになればと願っている。(本書より)


ⒸMikako Brady

書誌情報

紙版

発売日

2024年03月15日

ISBN

9784065350515

判型

A6

価格

定価:891円(本体810円)

ページ数

368ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2024年03月15日

JDCN

06A0000000000762702C

初出

本書の一部は、ブレイディみかこ『ブロークン・ブリテンに聞け Listen to Broken Britain』(2020年10月 小社刊)より再録したものとなるが、同書刊行以降に執筆された記事を大幅に加え、文庫オリジナル版として新たに編集したものである。

著者紹介

著: ブレイディ みかこ(ブレイディ ミカコ)

ライター・コラムニスト。1965年福岡市生まれ、’96年から英国ブライトン在住。2017年、『子どもたちの階級闘争ーーブロークン・ブリテンの無料託児所から』(みすず書房)で第16回新潮ドキュメント賞受賞。’18年、同作で第2回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞候補。’19年、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)で第73回毎日出版文化賞特別賞、第2回Yahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞、第7回ブクログ大賞(エッセイ・ノンフィクション部門)などを受賞。著書は他に、『その世とこの世』『ヨーロッパ・コーリング・リターンズーー社会・政治時評クロニクル 2014-2021』(岩波書店)、『私労働小説 ザ・シット・ジョブ』(KADOKAWA)、『リスペクトーーR・E・S・P・E・C・T』(筑摩書房)、『両手にトカレフ』(ポプラ社)など多数。

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